あきたまなびメール20180523「共同問題解決能力調査」 #授業のユニバーサルデザイン
櫻田です。
OECDが15歳を対象にした「共同問題解決能力調査」で日本が調査国中2位の成績になったことが2017年11月21日に発表されました。
OECDは「キー・コンピテンシー」を3つの枠組みに分けています。
1社会・文化的、技術的ツールを相互作用的に活用する能力(個人と社会との相互関係)
2多様な社会グループにおける人間関係形成能力(自己と他者との相互関係)
3自律的に行動する能力(個人の自律性と主体性)
1番と3番は勝手においておきまして、2番の分野はさらに、①他人と円滑に人間関係を構築する力②協調する能力③利害の対立を御し解決する能力 とされています。
調査では「協同問題解決能力」を次のように定義しています。
「複数人が、解決に迫るために必要な理解と協力を共有し、解決に至るために必要な知識・スキル・労力を出し合うことによって問題解決しようと試みるプロセスに効果的に取り組むことができる個人の能力である」
さらに、協同問題解決能力の中でも特に「共通理解の構築・維持」「問題解決に対する適切な行動」「チーム組織の構築・維持」を主要な能力としています。
授業中の学び合いが、国際的にも非常に重要視されていることがよく分かりますね。
学び合う時間を積極的に取り入れていく必要が、ここからも分かりますね。
それでは、また!